次の日、いつの間にか寝てしまった麗華はだるい体を起こし学校に着いたのだが、教室が分からない。
まぁクラス分けを見ずに帰ったのだから当たり前なのだが・・・
そしてここで名も知らない彼と再び出会うことになる。
麗華が立ち止まっていると生徒が麗華を一目見ようと囲むように集まってきた。
突然のことに驚き俯いていると
『今度はどうしたの?』
と聞き覚えのある声が・・・
そして人混みが嫌いな愁は
『とりあえず中庭に行こっか。』
といい麗華の手を取り生徒の輪から離れ中庭へ消えていった。
そんな一部始終を光輝が見ているとも知らずに・・・