周りの生徒は何が起きたのかいまいち理解できていなかったが麗華がいないため玄関へと消えていった。
ただ光輝を除いて・・・
中庭に着いた2人はベンチに座った。
『今日はどうしたの?あんなに人に囲まれてたし。』
「実は昨日あのまま早退したから教室がわからなかったの。」
『そうだったんだ。じゃああの人だかりは?』
「私、今年の美女コンテストでグランプリをとったからたぶんその影響だと思うんだけど・・・」
『へぇー。じゃあ全国で1番綺麗なんだぁー。それよりとりあえず職員室行って君のクラス探そっか。』
そう言い今度は職員室へと向かう愁と麗華。
その時2人の手は固く握られていた・・・